月華想


月の華へと想う

その背に流れるは純金の滝
輝く瞳はエメラルド
優雅に美しいその姿
想うは一人
ただ一人を想う

−−−月の華の少女を

月の華の化身
それはかの少女
想う−−−ただ、想う
ただ、愛しいと想い願う

叶うならば
この腕に彼の者を
抱き締めて守りたい
無垢なるその心を
私が側にいるからと

月を想う
華を想う
月に願う
華に願う

月華を想い
月華に願う

シルフィス−−−愛しい月の華
いつか伝えよう
お前を胸に抱き
力の限り抱きしめ

そして

「愛している」−−−と