++ Diary ++



2007年12月の日記


いろいろありました
11月の「帰ります」宣言からまったくの音沙汰なしで
申し訳ありません。
ちゃんと、無事に16日に一人暮らしに戻りました。
ただ、今までの反動からか
(運転免許を一から取るため、我武者羅に自動車学校へ通っていた)
仕事から帰ってくると『ぼへーっ』と座り込む時間が多く、
パソコンの前に座ることさえ稀でした。
うん、『ぼへーっ』と座り込むか『でろーん』と炬燵になつくか、
解禁した酒を飲んでいるかしていましたね、今思うと(苦笑)
いや、もちろん、『ぼへらっ』としていた間も様々な出来事は
ありました。
そーですねぇ、帰ってきた直後はお四国参り(八十八か所)の
お土産を私の留守中に持ってきた父が私の冷蔵庫を開けて、
以前のカナダ土産のアイスワインを持って帰ってしまったということが
ありました。
父曰く「まだ飲んでいないからいらないかと思って持って帰った」
ということですが・・・んなわけ、ないだろーがっ!!
アイスワインなんて、そうそう手には入らないものだから、
大事に取って置いただけなのにーーーっ。
クリスマス当たりにでも開けようかと思っていたのにーーーっ。
・・・・・と、いった事を電話で報告してきた母に言いましたら。
「まだ、残りはあるから、泊まりに来て飲んだらいいよ」
「もちろん、そうさせてもらう(断言)」
半分、本気で泣きかけましたね、これは。
2007年12月2日(日) No.59

いろいろありました パート2
それから、12月の6、7日と京都へ旅行に行きます。
念願の紅葉を見に行くために。
・・・と、母に言いましたら。
「私も連れて行って」
・・・・・あー、うん。3年ほど前のゴールデンウィークに
1人でふらっと京都へ行った時にも言われたよね、確か。
何で声を掛けてくれなかったんだ、と。
あの時はかなり凄まじいハードスケジュールで京都を
駆け回ったからなぁ・・・。
それでも、見れなかった場所が一杯あったんだけどな・・・。
(清明神社とか、壬生寺とか、上賀茂神社とか、下鴨神社とか)
「結構歩くよ?足、大丈夫?」
「毎朝、ウォーキングしているから」
「・・・了解。父さんは?付いてくるの?」
「うーん・・・」(声色と表情から付いて来て欲しくなさそう)
「・・・・・さいですか」
父、置いていくこと、決定(笑)

その後が大変でした。
自分一人だけならば泊まる場所もシティホテルとかでいいや、みたいな
ところがありましたし、回る場所も大まかなコースだけ決めて、
時間が来たら食事を取って、という風に考えていたのですが、
連れ(母)がいるとなると結構、細かい事まで考えなくてはならなくて。
数日の間、『るるぶ』とネットとバス路線図とにらめっこを
していました。
2007年12月2日(日) No.60

いろいろありました パート3
泊まる場所を探して『るるぶ』を引っくり返し。
地図とにらめっこをして場所を確認して。
最後はネットで最終確認。
(最近のホテルはホームページ上で空き室確認ができますから)
やっぱり、紅葉の京都は強い。
ほとんど、どこのホテルも満室状態。
そうしたら・・・え?市町村職員共済組合の割引が使える?
これは使わない手はないでしょう!
・・・てなわけで、TEL。
「あの〜、宿泊の予約をお願いしたいのですが、空いていますか?」
「デラックスツインなら空いておりますが」
デ、デラックスツイン?それって、滅茶苦茶高いんじゃ・・・。
「・・・すみません、金額はどれくらいになりますか?(汗)」
「失礼ですが、お客様は市町村の・・・」
「あ、はい、市町村職員共済組合です」
だからこそ、ここに予約しようとしたんだし。
「でしたら・・・一部屋で2万4千・・・円ですね」
「え?『1部屋』で、ですか?」
『1人』じゃなくて『1部屋』で?
「はい、そうです」
「では、それでお願いします!」
うーわー、すごいよ。デラックスツインが1部屋で2万4千ちょっと?
1人辺り1万3千ぐらいってところだよ。共済様様です(笑)
2007年12月2日(日) No.61

いろいろありました パート4
ホテルが決まったら、今度はコースの確認。
母は「イリスちゃんが行きたいところでいいよ」とのこと。
とはいえ、前回のように、体力勝負で京都を
駆け回るわけにもいかないので、かなり細かいコースを設定。
到着時刻から回る場所と時間を予測して、そこから食事場所も
決めて・・・1日目のお昼を食べようと思ったお店が『要予約』の
お店だったので、慌ててTELして予約して。
3日程かけてコース設定しました。
・・・なんていうか、気分はツアーコンダクター(笑)
まぁ、細かく設定したとはいえ、時間がずれてもいいように
ある程度の融通はきくようにしましたし、なんとかなるでしょう。
・・・あとは、母が気に入るかだけど・・・まぁ、大丈夫かな。
基本、風景とか建物とか絵画とかの好みは私と似ているし、
(だが、私の神社仏閣好きには『変わっているね』と言う人だ)
食べ物も京都は薄味だから食べやすいし。
大体、紅葉を目的に行くようなものだし。
最後は体力の存続を願うばかりだ(笑)
しかし、体力も話を聞く限り大丈夫そうだな。
お四国88か所参りでも石段はそれほど苦労はしないで
上ったらしいし、お参りの納めに高野山へ行った時も
体力は大丈夫だったらしいし。
母と二人、楽しめるといいなぁ。
(・・・しかし、珍道中になる可能性も大である)
2007年12月2日(日) No.62

いろいろありました パート5
そして、今日。
実は、あの『千手観音』を観てきました。
先行予約の初日に申し込んだだけあって、7列目のど真ん中という
すっっっっっごくいい席になりまして。
(なんといっても、出演者の表情までリアルに見える)

で、生の『千手観音』は・・・もう、鳥肌ものでした。
感動というものではなく、胸にくるものがありました。
凄く、綺麗で夢幻で、でも、パワーがあって・・・。
なんというか、言葉では言い表せないものがあります。
心に響く・・・感覚に訴える・・・そんな感じがします。
出演者たちが聴覚障害だということを忘れてしまう、
そして、ふとした瞬間にそのことを思い出して、驚愕する。
そんな舞台でした。

『千手観音』ばかりに焦点が行きがちですが、実は
肢体障害者の方の舞踊や独唱、視覚障害者の方々による
独唱や楽器演奏も行われ、そちらもとても楽しかったです。
楽器演奏では日本公演のサービスなのでしょうか、
『どらえもん』や『幸せなら手を叩こう』が演奏され、
会場の皆で手拍子が湧きあがりました。
やっぱり、条件反射なのでしょうか、『幸せなら手を叩こう』は
フレーズ・フレーズで『パンパンッ』と手拍子が入りまして。
とても和やかな雰囲気でした。

最後のフィナーレでは、出演者の皆さんが舞台に出て手を振って
ご挨拶をして下さったのですが。
誰からともなく握手を求め始めて・・・あっという間に我も我もと
握手を求めて舞台に殺到してしまいました。
・・・・・いや、実は私も握手を求めて走ってしまった一人なんですが。
間近で見る皆さんは本当に綺麗でした。
とても、暖かな手をしていました。
誇りで輝いた表情をしていました。
思わず涙ぐんで(最近、涙もろい・・・)視覚障害者の方々には
「謝謝、謝謝」(唯一知っている言葉)と話しかけ、
聴覚障害者の方々には親指をぐっと突き出したポーズで感動を伝えました。
次回、また、日本公演(と、いうか、愛媛公演)があるのならば、
是非、見に行きたいと思います。
2007年12月2日(日) No.63


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